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新しい働き方はテクノロジーに精通したミレニアル世代が中心的存在に?
2022年02月19日 (土) | 編集 |
FC2 トラックバックテーマ:「ゲームセンターで定番のゲームは?」


新たな産業革命の幕開けです。 デジタル技術の発展とグローバル化が、
私たちの働き方を急激に変えようとしています。こうした変化はパンデミックが
始まった2020年から、更に拍車がかかりました。

新型コロナが、その流れを加速させたように感じています。 在宅勤務が、
当たり前の事になりました。

普通なら、何年もかかった在宅勤務への移行が、ほぼ一夜にして実現しまし
た。 多くの人がリモートワークこそ、未来の働き方だと言っています。

大きく変化した私たちの働き方は、このまま続いて行くのでしょうか?

自宅に仕事部屋がない事が、人々の目下の悩みです。

極めて不確実な時代。 働き方、そして働く人々は、どの様な変化を迫られる
のでしょうか?

実際のモデルを使う事で、デジタルモデルを、より、リアリティーあるものに
する事ができます。

モデルの彼女は裏方に徹し、動きと特徴だけを提供します。 本当のスターは
デジタルスーパーモデルのシュードゥーです。

シュードゥーを作って写真を投稿すると、ネットで一気に広がりました。 誰もが
知りたがりました。 彼女は、何者なのかと。

シュードゥーの画像を作る時には、まず、実際のモデルで写真を撮ります。
最終的に3D画像にするために、その写真をコンピューターに取り込みます。
そこへシュードゥーを重ねて、モデルと同じポーズをとらせます。 彼女の頭を
同じ位置に持って来て、両者を、いわばブレンドするわけです。

初めてシュードゥーの写真を見た時は、本物の人間だと思ったのです。まさか
デジタルだとは… 本当に驚きました。 素晴らしい出来です。

私のモデルとしての仕事は、AIなどのテクノロジーによって確実に脅かされて
います。 人間のモデルが要らなくなるかは分かりませんが、需要が変わって
来ている事は確かです。

私はシュードゥーを脅威に感じる事はありません。 他のモデルも、そんな風に
感じる必要はないと思います。 私は本物のモデルであり、また、シュードゥー
でもあります。 だからデジタルでも、トップモデルになる事ができるのです。

個人的には、世界的なデジタルモデル第1号のシュードゥーが、黒人女性で
ある事を嬉しく思います。 彼女は私たちの優れた代表です。 世界中で存在
を知られています。

デジタルモデルは、病気になったり、疲れたりしないし、複数の仕事を同時に
こなせます。 未来に向けて業界に大きな変化が起きるのはワクワクしますが
モデルとして、あれは私の仕事なのにと、思う事はあります。

AIは、モデル業界に劇的な変化をもたらすと思います。 さまざまな場面で
AIが使われ、現在のように人間のモデルが大勢、必要ではなくなるでしょう。

新しいテクノロジーが、ファッションモデルに取って代わる日が来るとすれば、
この業界の人々に、どんな影響があるでしょうか?

未来の働き方には、大きな変化があるでしょう。 私の場合は、今のように
収入をモデル業に頼る事はなくなるでしょう。 生き方の見直しを始める時が
来たと思います。 これは、モデルに限った話しではありません。 誰もがデジ
タル化の進んだ未来に向けて、準備を始めなければならないのです。

未来に向けた準備は、そう簡単ではありません。 仕事や自分の生き方に
ついて、悩む人たちもいます。

男性は今、自分が何者であるべきか、そして、そのために何をすべきか、
分からずにいます。 コミュニティーの創設は、2016年。 私たちの活動の
中心は、男性が、自分に何が足りないかを見つける手助けをする事。

仕事・お金・人間関係など、男性が抱える個人的な問題を、日々、グループで
話し合ってもらい、解決策を探っています。 新型コロナの流行で、それまで
潜在していた問題が突然、表面化しました。 家庭の中で男性たちは、もはや
そうした感情を隠せなくなりました。

パンデミックによって、仕事での自分の価値に、より不安を感じるようになった
人もいます。

男性の中には、以前のような人生設計が成り立たなくなってしまった状況に
適応できない人もいました。 父親の世代や、祖父の世代と同じような人生を
歩もうとしても、その道は閉ざされてしまったのです。 これは非常に、深刻な
問題です。 多くの人にとって、仕事は人生の基盤です。

私は、地域で仕事を探している人たちを支援し、再就職に力を貸しています。
100%オンラインで活動し、失業者の、あらゆる問題に対処します。

うちのグループには、博士号を持ちながら、スーパーなどで働いている人も
います。 収入を得るために、そうした仕事に就くしかないのです。

仕事の実績も学位もあるのに、仕事がない。 自分の身近で、こうした経験が
なければ、なかなか彼らの気持ちを理解できません。 自尊心は傷つくし、
精神状態も悪くなります。 非常に、ツライ事です。

友人の大半とは仕事で知り合い、人と人との社会的なやりとりの多くも仕事場
で行われます。 従来のオフィス環境がなければ、私たちは他人との交流の
大部分を経験しない事になります。

心理セラピストの彼が、職を探している女性に話を聞きます。

Q: 履歴書を何通、送りましたか?  ‘150通くらい’

Q:すごい、 150通ですか! 電話が来たり、面接につながったりしたのは?

‘2通です’  Q: 2通?  ‘そうです’

新型コロナは働きたいという気持ち、働く事によって得られるプライドの大切さ
そして失業で感じるフラストレーションを表面化させました。

多くの人は、やり甲斐のある仕事がないと、途方に暮れてしまいます。

人が仕事に求めて来たのは、宗教に求めて来たものと同じです。 それは、
生きる意味であり超越的な存在や他人とのつながり、自分の存在価値です。
自分が死んだあとに残るのは、自分の生み出したもの、自分の仕事だと、
どこかで信じているのです。

働く人々だけでなく、アリゾナ州ユマのような町も、また、新たな存在価値を
模索しています。 メキシコとの国境に近いユマは、全国有数の高い失業率で
知られており、その数字は、16%。 市の担当者はイメージを回復し、町の
未来を再構築するためのキャンペーンを始めました。

ユマのように、経済的に苦戦している場所を見ると、農業など、あまり収益の
上がらない産業が中心となっています。 こうした町はイノベーションや知識を
基板とした経済発展から取り残され、苦しんでいます。

実際に町なかを歩けば、この町の経済や社会構造、それに、どんな国際的
役割を果たしているかも分かります。 そうしたものは、この町に独自性を
もたらしています。 私たちは、この独自性を重視しています。

まず、そこに住んでいる人たちにとって魅力的な町にしなければなりません。
ユマの若者が、ワクワクする町だと思えれば、ゴールまでの8割の作業は済ん
でいます。 ゴールとは、ユマの外にいる人たちに、この町は素晴らしい。ぜひ
住みたい、と言わせる事です。

私たちはユマというコミュニティーを高く評価しているので、自分たちの事業を
成功させるために、ここに来ました。農業技術に興味がある人の職場を作って
このコミュニティーの役に立ちたいと考えています。

ユマは豊かな農作地帯で、特に葉物野菜はアメリカ一の生産量です。
それでも、ほとんどの人は、その場所さえ知りません。

彼らは、1年以上かけて、ユマでの事業の準備を進めて来ました。 この日は
大規模生産者へのプレゼンテーションです。

ナツメヤシの実、デーツを栽培しています。 実がなるまでに長い年月がかかり
栽培にも手間がかかるので、非常に高価な作物です。

地元生産者はアリゾナ大学に協力を求め、デーツ栽培の近代化を手助けする
意欲ある学生を募集しました。彼らは、この呼びかけに応じ、卒業後、スタート
アップ企業を起こしました。

ナツメヤシを手で受粉させるには、ワンシーズンに、8回も木に登る必要があり
ます。 私たちは、受粉の量を調整できる、独自の機械を開発しました。

2人の発明は、高収入の仕事を生み出せるでしょうか?

若者 “ドローンによる新技術は、どうですか?”

生産者 ‘これから重要な役目を担うだろう。 畑の状況が一目で分かる’

ユマの人々は、官民で力を合わせ、新たな産業や企業を迎え入れようとして
います。

特定の業種に、こだわってはいません。 町のリーダーの私たちが知恵を出し
合って、あらゆる可能性を検討しています。 私たちのコミュニティーが、どう
すれば、最も良い条件を提示できるかと。

私たちは、ここに中規模の産業を生み出したい。 従業員400人程度の企業を
誘致したいのです。 金儲けのためだけでなく、このコミュニティーで力を発揮
したいと考えてくれる企業を。

経済開発について考え時は、雇用や収入以外の面にも目を向けなくてはなり
ません。 町の快適さを向上させ、美術館などの文化的な娯楽を、より充実
させれば、町を活気に満ちた、ひときわ魅力的な場所にする事ができます。

こうした材料が揃えば、ユマの町のイメージは上向き、新たな産業や、若い
起業家を呼び込めるでしょうか?

今回のパンデミックによって、問題解決のために若い世代への期待が高まり
ました。 私たちは、今までとは違うやり方で、その期待に応えて行きます。

カリフォルニア州ストックトンも、また、地に落ちた状況からの再起を図って
いました。 2012年、20%という失業率で市は財政破綻。 全米で最も惨めな
都市、仕事が最も見つからない都市、と評された事もあります。

思い切った対策が求められる中、2019年2月ストックトン史上最年少の市長が
全米の注目を集める、革新的な社会実験に着手します。