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見えないものが見える?最新カメラが捉えた驚きの宇宙世界
2021年04月02日 (金) | 編集 |
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今、国際宇宙ステーションで、劇的な進化を遂げているものがあります。

宇宙飛行士が使う、カメラです。 ハイビジョンの4倍の画素数の4K!

更に高精細な、6Kカメラで撮影しているのです。 夕日の映像です。

高さによって変わる大気の濃さが、層となって見えています。

“肉眼で見るより、素晴らしいですよ!”

“人間の目ではハッキリしない細かい部分まで、キレイに見えるのです”

天体観測の世界でも、カメラの進化で、多くの成果を上げています。

太陽の様子を、立体的に撮影。

詳細な映像で、太陽活動の仕組みを、解き明かそうとしています。

“太陽の中で起こるダイナミックな変化が、捉えられるようになったのです”

“太陽研究の大きな一歩です!”

新しい映像技術は、宇宙の謎を、どのように解き明かそうとしているのか?

今回は、宇宙開発や天文学の世界で進む、映像革命の最前線に迫ります。

カメラの進化がもたらした、宇宙での映像革命。

これまで見えなかったものが、見えるようになって来たという。

その驚きの世界を、見てみよう!

2017年4月。 画期的なインターネット中継が行われました。

“今から宇宙のピンポンをやります。 ボールは水なんですよ!”

国際宇宙ステーションISSから、4Kカメラを使っての生中継です。

無重力状態に浮かんだ炭酸水。 ボールのようになっています。

炭酸がはじけ、水の形が変わる様子が、鮮明に見えます。

はじけ飛ぶ水の粒も、クッキリ!

宇宙開発の現場では、常に最新のカメラを取り入れて行く。

その精神は、人類が宇宙に挑戦し始めた頃から、受け継がれて来ました。

1960年に打ち上げられた、史上初の気象衛星 タイロス1号。

タイロス1号には、当時、最先端の画像記録装置が、搭載されていました。

10秒に1回の間隔で撮影。 初めて宇宙から、雲の様子を捉えました。

その後、静止画から動画へ! フィルムからビデオへ!

更に、鮮明なハイビジョンへと、移り変わって行きます!

そして今ISSでは、ハイビジョンの4倍の画素数の4K、更に、6K カメラも使用!

日々、高精細な映像が、地上に送られています。

地表の細かい凹凸や、微妙な色合いまで、ハッキリと分かります。

イタリア半島と、その北に連なるアルプス山脈です。

山脈の全貌と、細かい谷筋が、同時に捉えられています。

幾何学模様が美しい、ロシア・アルタイ地方の田園風景です。

小麦畑の細い道までハッキリ! 白い雲と、雲がつくる影も見えます。

海岸から飛び出した不思議な形。 中東ドバイの人工リゾートアイランドです。

テキサス州立大学の地質学者の教授です。

ISSの映像から、地形の変化を、読み取ろうとしています。

“これはガンジス川なのですが、あちこちの町で、水があふれ出しています”

“普段は、もっと細い流れなので、洪水だと一目で分かりました”

流域全体が濁って見えるガンジス川。 赤い丸が氾濫した場所です。

宇宙からの高精細な映像によって、災害の全容が確認できました。

ペルシャ湾でも発見がありました。

海の上で白っぽく見えるのは、細かい砂の集まり、砂じんです。

砂じんが発生していたのは、サウジアラビアの北部。

そして砂じんは、ペルシャ湾全体に広がっている事が、宇宙からの映像で
確かめられたのです。

“映像の解像度が高くなって、地表や大気中で起きている問題が、より多く
見つけられるようになりました”

“映像の情報が、多くなればなるほど、用途は更に広がるはずです”

高精細な映像は、宇宙飛行士たちの、日常の業務にも役立っています。

2016年10月から半年間、ISSに滞在したアメリカのシェーン・キンブローさん。

映像の進歩の思いがけない利点について、語ってくれました。

“映像が4Kになって、我々は、本当に生活の全てを見られてしまうのですが、
地上にいる管制官にとっては、とても便利になりました”

“よい例は、宇宙ステーションの空気を循環させる通気口に関わる話しです”

“そこを、何かで塞いでいないか?”

“地上から、映像で確認できるようになった事です”

“もし、物などが置いてあったら、そのバッグ、通気口から離して置かないと
いけないよ!と、地上の管制官が、教えてくれるようになったのです”

映像の実力を、キンブローさんが、実感した出来事もありました。

それは…  2016年12月。

日本の補給船 こうのとり6号 が、ISSに向かった時の事です。

ISSの500メートル下を並走する、こうのとりを捉えた映像です。

ここから、こうのとりは、ISSに接近。 真下から、上昇します。

そして、ロボットアームでキャプチャー、捕獲されてISSに連結されます。

実は、並走する、こうのとりの速度は、秒速およそ8キロメートル。

うまく捕獲できなければ、大きな事故に直結します。

この時、キンブローさんは、ロボットアームの操作を担当していました。

少しのミスも許されないミッション。 役立ったのが、高精細な映像でした。

“見えますか? この金属製の丸い所が、ロボットアームで、つかむ所です”

“先端の尖った所です。 捕獲する前に、このクリアな映像でロボットアームで
つかむポイントを確認できたので、気持ちが楽になりました”

“更に、こうのとりが、問題なく飛行している事を確認できたので、安心して
操作に入る事ができました”

実際の捕獲の様子です。 キンブローさんは、作業の前につかむ場所を確認
していたため、落ち着いて作業を進められました。

3時間かけて、無事に捕獲成功!

高精細な映像が、難易度の高い作業を、助けていたのです。