2021年03月26日 (金) | 編集 |
FC2 トラックバックテーマ:「気がつくと時間を忘れて観続けてしまう動画、ドラマは?」
極地の夜を彩るオーロラ。 この淡い緑色が特徴的ですよね!
でも、緑色とは全く違うオーロラが、あるのをご存知ですか?
それは、現れれば世界的なニュースにもなる、赤いオーロラです。
太陽活動が激しい時にしか現れず、見られるのは10年に1度ほど。 ところが。
“この地球には真っ赤なオーロラに出会える、とてもユニークな場所があります”
“しかも、なんと24時間、出続けるのです! 運さえ良ければね!”
“ここは、赤いオーロラを研究するには、完璧な場所なんだよ”
幻のオーロラが舞う、その場所とは?
“その特別な場所とは… ここなんです!” 指し示されたのは、ある謎の島。
潜入した取材班が、幻のオーロラ撮影に挑んだ結果…。
“うわ~ すごい色だなぁ~” 赤っぽい色のオーロラです!
これが幻のオーロラなのでしょうか?更に30時間を越える連続撮影に挑戦!
驚きのオーロラが、次々に姿を現しました!
神秘のカーテンが、全天を埋め尽くします!
そして! オーロラのへりに現れた緑の斑点。
“初めて捉えられた! いや、これ、すごいですね!”
研究者も驚く、未知のオーロラも登場!
なぜ、ここに、赤いオーロラが現れるのか?
その謎を紐解くと、私たちの命を支える巧妙な地球の営みが、明らかになって
来ました。 今回は、奇跡の島に乱舞する、謎のオーロラを、ご紹介します!
夜空を、生き物のように動き回るオーロラ。
昔から人々の心に、畏敬の念を引き起こして来ました。
明るく空を照らす様子に、天上の世界で火事が起きていると思った人もいま
した。 ロウソクが灯されていると考えた人も、いるようです。
たまに現れる赤いオーロラは血の滴るイメージを引き起こし、戦争など不吉な
前兆と考えられました。 これは、日本で現れた赤いオーロラ。
ごくまれにしか出現しないため、大騒ぎとなりました。 (1770年頃、京都にて)
この赤いオーロラの正体とは、一体、どのようなものなのでしょうか?
その秘密を探るため、やって来たのは、ノルウェー北部の街 トロムソ。
世界的に有名な、オーロラの街として知られています。
1902年創業の老舗の新聞社。 その名は、オーロラ新聞 ノード・リス。
ノードは北、リスは光。 マークも、オーロラをイメージしています。
そして映画館は…“ハ~イ!このオーロラ映画館で何をご覧になりますか?”
こちらも、オーロラです! 日が沈むと…飲んでいるのは、オーロラ・ビール。
“ここじゃあ、オーロラが現れて、とてもキレイなんだぜ!”
“そうだよ! ビールも、うめえんだよ! 最高だぜ!”
ここなら、赤いオーロラに出会えるかも知れません。
やがて、淡い光が現れました。 オーロラです。 急いで展望台に上がります。
夜8時。 北から西にかけて現れたのは、緑色のオーロラ。
瞬く星を背景に、緑のカーテンが揺らめきます。
(NHKのコズミックフロントを、ぜひ、4Kテレビで観て下さい!)
しかし、いくら待っても、赤いオーロラは現れませんでした。
この街に暮らす人たちにとって、オーロラは生活の一部です。
“小さい頃、おばあちゃんに、オーロラに向かって白いハンカチを振ると、
夜空へと連れて行かれてしまうよ!と、言われていました”
“でも怖いもの見たさに、教会の前でハンカチを振って、すぐに中へ逃げ込ん
だりしてましたね!”
赤いオーロラに出会うには、どうすればよいのか?
オーロラ研究の最前線、トロムソ大学を訪ねました。
オーロラの動きと、太陽活動の関係を分析する教授です。
“オーロラは、壮大な花火みたいなもので、激しくなると、夜空の端から端まで
広がります。 時には、とてもダイナミックな形や構造が現れて来るのです”
“なぜ、こんな不思議な現象が起こるのか?”
“物理学者として、その謎を解き明かしたいと考えています”
一体、なぜ、オーロラは発生するのでしょうか?
“こちらに来て下さい。 ちょっと、見せたいものが、あるのです”
教授が案内してくれたのは… “これは、テレラという装置の模型です”
“金属製の小さな地球があり、その中には、強い磁石が入っています”
テレラと呼ばれる、この装置は、1900年頃に開発されました。
地球を模した玉は、上がS極、下がN極の磁石になっています。
箱の中は空気が抜かれ、地球上空の大気の状態が、つくられています。
この中で、離れた電極から、プラズマの電子を打ち出します。
スイッチを入れると… 磁石の玉の上に、光が現れました。
これがオーロラです。この装置は、プラズマを打ち出す太陽と、そのプラズマを
受け取る地球との関係を表しています。
太陽から出たプラズマの流れ、太陽風は、地球の磁場に沿って流れ込み、
薄い大気とぶつかる事で、大気を光らせます。
実際の夜空では、一体、何が起こっているのでしょうか?
実は、この光を生み出す元は、上空数百キロメートルの大気を構成している
分子や原子です。
飛んで来たプラズマ粒子が、大気中の分子や原子にぶつかり、エネルギーを
与えます。 すると、電子の軌道が広がり、元へと戻ります。
この時、エネルギーを放出する事で、オーロラが光るのです。
しかし、普通に現れるのは、緑のオーロラばかり。
一体、どうすれば、赤いオーロラに出会えるのでしょうか?
“地球には、とても不思議な場所があるのです。 それは、スバールバル”
“赤いオーロラが見えるのです。 しかも、スバールバルでは夜が長いので、
他にも色んな珍しいオーロラに出会えるかも知れませんよ!”
2017年12月。 取材班は、トロムソから北に、1000キロメートル。
北緯78度にある、スバールバル諸島へと向かいました。
ここは島の中心、ロングイヤービエン。
島の人口2000人のうち、ほとんどが、ここで暮らしています。
時間は、午後(昼)の2時。 にもかかわらず、辺りは真っ暗です。
どうして、こんなに暗いのでしょうか?
極地の夜を彩るオーロラ。 この淡い緑色が特徴的ですよね!
でも、緑色とは全く違うオーロラが、あるのをご存知ですか?
それは、現れれば世界的なニュースにもなる、赤いオーロラです。
太陽活動が激しい時にしか現れず、見られるのは10年に1度ほど。 ところが。
“この地球には真っ赤なオーロラに出会える、とてもユニークな場所があります”
“しかも、なんと24時間、出続けるのです! 運さえ良ければね!”
“ここは、赤いオーロラを研究するには、完璧な場所なんだよ”
幻のオーロラが舞う、その場所とは?
“その特別な場所とは… ここなんです!” 指し示されたのは、ある謎の島。
潜入した取材班が、幻のオーロラ撮影に挑んだ結果…。
“うわ~ すごい色だなぁ~” 赤っぽい色のオーロラです!
これが幻のオーロラなのでしょうか?更に30時間を越える連続撮影に挑戦!
驚きのオーロラが、次々に姿を現しました!
神秘のカーテンが、全天を埋め尽くします!
そして! オーロラのへりに現れた緑の斑点。
“初めて捉えられた! いや、これ、すごいですね!”
研究者も驚く、未知のオーロラも登場!
なぜ、ここに、赤いオーロラが現れるのか?
その謎を紐解くと、私たちの命を支える巧妙な地球の営みが、明らかになって
来ました。 今回は、奇跡の島に乱舞する、謎のオーロラを、ご紹介します!
夜空を、生き物のように動き回るオーロラ。
昔から人々の心に、畏敬の念を引き起こして来ました。
明るく空を照らす様子に、天上の世界で火事が起きていると思った人もいま
した。 ロウソクが灯されていると考えた人も、いるようです。
たまに現れる赤いオーロラは血の滴るイメージを引き起こし、戦争など不吉な
前兆と考えられました。 これは、日本で現れた赤いオーロラ。
ごくまれにしか出現しないため、大騒ぎとなりました。 (1770年頃、京都にて)
この赤いオーロラの正体とは、一体、どのようなものなのでしょうか?
その秘密を探るため、やって来たのは、ノルウェー北部の街 トロムソ。
世界的に有名な、オーロラの街として知られています。
1902年創業の老舗の新聞社。 その名は、オーロラ新聞 ノード・リス。
ノードは北、リスは光。 マークも、オーロラをイメージしています。
そして映画館は…“ハ~イ!このオーロラ映画館で何をご覧になりますか?”
こちらも、オーロラです! 日が沈むと…飲んでいるのは、オーロラ・ビール。
“ここじゃあ、オーロラが現れて、とてもキレイなんだぜ!”
“そうだよ! ビールも、うめえんだよ! 最高だぜ!”
ここなら、赤いオーロラに出会えるかも知れません。
やがて、淡い光が現れました。 オーロラです。 急いで展望台に上がります。
夜8時。 北から西にかけて現れたのは、緑色のオーロラ。
瞬く星を背景に、緑のカーテンが揺らめきます。
(NHKのコズミックフロントを、ぜひ、4Kテレビで観て下さい!)
しかし、いくら待っても、赤いオーロラは現れませんでした。
この街に暮らす人たちにとって、オーロラは生活の一部です。
“小さい頃、おばあちゃんに、オーロラに向かって白いハンカチを振ると、
夜空へと連れて行かれてしまうよ!と、言われていました”
“でも怖いもの見たさに、教会の前でハンカチを振って、すぐに中へ逃げ込ん
だりしてましたね!”
赤いオーロラに出会うには、どうすればよいのか?
オーロラ研究の最前線、トロムソ大学を訪ねました。
オーロラの動きと、太陽活動の関係を分析する教授です。
“オーロラは、壮大な花火みたいなもので、激しくなると、夜空の端から端まで
広がります。 時には、とてもダイナミックな形や構造が現れて来るのです”
“なぜ、こんな不思議な現象が起こるのか?”
“物理学者として、その謎を解き明かしたいと考えています”
一体、なぜ、オーロラは発生するのでしょうか?
“こちらに来て下さい。 ちょっと、見せたいものが、あるのです”
教授が案内してくれたのは… “これは、テレラという装置の模型です”
“金属製の小さな地球があり、その中には、強い磁石が入っています”
テレラと呼ばれる、この装置は、1900年頃に開発されました。
地球を模した玉は、上がS極、下がN極の磁石になっています。
箱の中は空気が抜かれ、地球上空の大気の状態が、つくられています。
この中で、離れた電極から、プラズマの電子を打ち出します。
スイッチを入れると… 磁石の玉の上に、光が現れました。
これがオーロラです。この装置は、プラズマを打ち出す太陽と、そのプラズマを
受け取る地球との関係を表しています。
太陽から出たプラズマの流れ、太陽風は、地球の磁場に沿って流れ込み、
薄い大気とぶつかる事で、大気を光らせます。
実際の夜空では、一体、何が起こっているのでしょうか?
実は、この光を生み出す元は、上空数百キロメートルの大気を構成している
分子や原子です。
飛んで来たプラズマ粒子が、大気中の分子や原子にぶつかり、エネルギーを
与えます。 すると、電子の軌道が広がり、元へと戻ります。
この時、エネルギーを放出する事で、オーロラが光るのです。
しかし、普通に現れるのは、緑のオーロラばかり。
一体、どうすれば、赤いオーロラに出会えるのでしょうか?
“地球には、とても不思議な場所があるのです。 それは、スバールバル”
“赤いオーロラが見えるのです。 しかも、スバールバルでは夜が長いので、
他にも色んな珍しいオーロラに出会えるかも知れませんよ!”
2017年12月。 取材班は、トロムソから北に、1000キロメートル。
北緯78度にある、スバールバル諸島へと向かいました。
ここは島の中心、ロングイヤービエン。
島の人口2000人のうち、ほとんどが、ここで暮らしています。
時間は、午後(昼)の2時。 にもかかわらず、辺りは真っ暗です。
どうして、こんなに暗いのでしょうか?
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