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イギリスの世界遺産ストーンヘンジと宇宙との秘められた関係とは?
2021年02月01日 (月) | 編集 |
FC2 トラックバックテーマ:「今年一番心に残ったいい出来事は?」
狩猟から農耕へ生業を変化させる事で、かつてない巨石文明を、花開かせた
古代人たち。

ここからは、ストーンヘンジは、なぜ、現在のような姿になったのか?

その核心に迫って行きます!

最新研究から明らかになった、ストーンヘンジと宇宙の、意外な関係を紐解き
ます。 平原の真ん中で、満天の星空を静かに見つめて来たストーンヘンジ。

でも、この日の夜は、何だか騒がしい…。  あちこちに人影が…。

その数、なんと、1万人!  皆さん、ある瞬間を待っています!

それは… 夜明け!  ストーンヘンジ越しに見る、御来光です!

実はストーンヘンジは、この太陽と、深~い、つながりがある、というのです!

一体、どういう事なのか?ストーンヘンジの謎を10年以上にわたり追っている
考古学者に、教えてもらいましょう!

重要なのは、年に、たった1度しか訪れない、あの瞬間だといいます。

“ストーンヘンジで、最も重要な1日。 それが、冬至の日です!”

“冬至の夕暮れ、太陽の光のラインが巨石の間を抜け円の中心を貫くのです”

“それは、もう、奇跡の瞬間と言ってもいいでしょう!”

鍵となるのは、ストーンヘンジの中心と、90メートル離れた場所に立てられた
石を結ぶライン!

1年で、最も太陽が低くなる冬至の日、このラインの先に、太陽が沈んで行くと
いうのです!

近年、この冬至とストーンヘンジの関係が研究者たちの注目を集めています。

でも、なぜ、太陽が最も低くなる冬至が大切なのか?

それを教えてくれるのが、ストーンヘンジの原点!

イギリス北部・スコットランドのオークニーです。

オークニーでは、農耕が、いち早く始まり、巨石文明の礎を築いたとされて
います。 畑の真ん中に、不思議な遺跡を発見しました。 これは、一体、何?

地元の考古学者に、再び、案内してもらいましょう!

鍵を開け、ドアを開け… 何だか、ものものしい雰囲気。

暗い通路の先に、何が待ち受けているのか?

現れたのは、まるで石を積み上げた、神殿のような空間。

ここは、メイズハウと呼ばれる、古代ブリトン人のお墓です。

見上げると、天上まで、全て石造り!

実は、この墓所には、太陽にまつわる壮大な仕掛けが、施されていました。

“この墓は、ただ美しく、造られているだけでは、ありません”

“墓の入り口の向きが、綿密に計算されています”

“年に1度、冬至の日になると太陽の光が、この通路から差し込み、墓全体が
光輝くのです”

こちらが冬至の日の映像。 (映像はNHKストーンヘンジの七不思議を見てね)

確かに入り口から太陽の光が伸びて来ています。

冬至の太陽の方角と、墓の通路は、ちょうど一直線。

通路に入った光は日没とともに墓の奥まで届き、部屋全体を、まばゆく照らす
のです。

“太陽の光が、部屋全体を照らす姿を、想像してみてください”

“驚くべき光景です。古代ブリトン人にとっては、奇跡のように思えたでしょう”

“冬至の日… 墓に光が差し込めば、その後は、春に向かって日は長くなる”

“彼らにとって、太陽のパワーを感じる事は、何よりも大切だったのです”

農業に依存する古代人にとって、太陽のパワーが衰え、日照時間が短くなる
冬は、1年で最も不安な季節でした。

その絶望的な時間を乗り越えるために、この壮大な仕組みを生み出したの
かも知れません。

オークニーには、もう1つ、宇宙との秘められた関係を物語る遺跡があります。

ストーンヘンジの原点ともいわれる、イギリス最古のストーンサークル、
ストーンズ・オブ・ステネス。

こちらも、冬至の日の太陽をモデルにして、設計されていると、いうのです。

“ちょっと、こちらの石を、ご覧ください”

手掛かりは、こちらの石と、隣に並ぶ、この石! 2つの石の上部に、ご注目!

斜めに切り取られたように、なっていますよね!

その形を意識して奥に見える丘を眺めると同じ様な形が見えて来ませんか?

実は、冬至の日、この丘のちょうど真ん中に、太陽が沈んで行きます。

イギリス最古のストーンサークルは、冬至の太陽が沈む、神聖な丘をイメージ
して、つくられたのです。 宇宙のパワーを、招き入れようとしたのでしょうか?

宇宙との秘められた関係。

次は、ストーンサークルと、切っても切り離せない、円という形にも注目して
みましょう!  太陽は、日の出から、日の入りまで、円を描きます。

星の動きも、まさしく円ですよね!

この円こそが、古代人にとって、重要だったのです。

“太陽など、天体の動きは、本質的に、円運動です”

“古代人は、そこから自然に円という形を発見し、石で円をつくる事を思い
付いたのでしょう。 この円こそが、とても強力なシンボルだったと思います”

“何千年にもわたって、円という形が使われて来た原点が、そこにあるのかも
知れません”

確かに、これまでに見たイギリス各地のストーンサークルも、古代ブリトン人の
お墓も、全て、円形をしていましたよね!

太陽や星など、宇宙の動きをイメージして、石で円を形づくる、このアイデアは
オークニーからイギリス全土に広まって行った可能性があります。

そして、ストーンヘンジに、たどり着いたのです。

その完璧な円形は、宇宙の森羅万象を司るサイクルとも、密接なつながりが
あったといいます。

“ストーンヘンジの円は、太陽や星の動きはもちろん、あらゆる物事のサイクルと
深く結び付いていた事でしょう”

“例えば季節の移り変わりや、人間の生と死のサイクルなどです”

“円という概念は、古代ブリトン人の世界観を形づくる上で、とても重要なもの
だったのです”

宇宙と向き合い、円を見い出した、古代ブリトン人。

ストーンヘンジには、人々が生きるために紡ぎ上げて来た、太古の世界観が
凝縮されていたのです。