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イースター島には世界でも数少ない未解読文字が残されている?
2020年12月06日 (日) | 編集 |
FC2トラックバックテーマ 「金縛りにあったことある?」
かつてのイースター島には、ヤシをはじめとする木々が、1000万本も生い
茂っていた事が、研究によって分かって来ました。

豊富な森の中で、木が枯れ、朽ちて、地面に堆積する事で、イモの栽培に
適した肥沃(ひよく)な土壌が育まれていました。

また、森林資源から木材を切り出す事で、カヌーを数多く作り、漁業も盛んに
行なわれます。

島には野生動物はほとんどいませんが、外から持ち込んだニワトリとナンヨウ
ネズミを繁殖させる事で、肉にも困りません。

数千キロの航海の先に、楽園を見つけた、ホトゥマツア。

命懸けの挑戦の末、島の支配者、首長となったのです。

考古学者は、言う。  “重要な事は、新しい島では航海のリーダーが初代の
王様であり、島の始祖として尊敬されるという事です”

“神を、はるかに超える存在としてあがめられ、そうした人々の尊敬の念は、
後世まで受け継がれたのです”

島の人たちは、言う。   ‘あなたもホトゥマツアの子孫なのよ’

‘ホトゥマツアのおかげで、私たちが、今、ここにいるんです’

‘この島を見つけてくれて本当にありがとうって、ホトゥマツアに言いたいです’

ホトゥマツアを首長とし、僅か数十人から始まった、島の歴史。

やがて世代を重ねるうちに、人々は島全体へと広がって行き、ラパ・ヌイの
文明が始まる事になるのです。

イースター島の人々のルーツが、まさか、日本のお隣、台湾だったなんて!

私も、驚きました!

その後、島に来た人たちは、あちこちに広がり、それぞれの土地に根づいて、
部族集団を作って行きます。

島では少なくとも、7つ以上の部族に分かれ、領土を治めていました。

そこで繁栄の鍵となった仕組みが、それぞれの土地で手に入るものを、別の
部族と共有した事です。

例えばホトゥマツアたちの直系、北側に住む部族は、断崖だらけの島の中で
唯一、大きな浜辺を持っています。

そのため、カヌーで効率よく魚をとる事が出来ました。

また西側の部族の地域では、ナイフのような鋭利な刃物として使える黒曜石
(こくようせき)が大量に採れます。

一方、東側の山の斜面には、やわらかく加工しやすい石が採れる石切り場が
あります。

このように、それぞれの部族が持つ資源を、ラパ・ヌイたちは、物々交換で
共有していました。

お互いに助け合う事で、文明を栄えさせて行ったと、考えられているのです。

さて、ここで、とても不思議なものをご紹介します!

長年、専門家たちが研究した来たのですが、いまだに、本当に分からないと
いう、謎の文字です!

小さな木の板に、びっしりと彫られた、謎の文字。

イースター島の謎  その⑨  不思議な文字ロンゴロンゴ!

よく見ると、何かを、かたどった象形文字のようです。

魚・植物、更に、人型の謎の生物!

世界で、イースター島だけのもので、大勢の研究者が解読を試みたものの、
いつ作られたのか? 何が書かれているのか? 全く分かりません!

世界でも数少ない、未解読文字 の1つなのです!

イースター島博物館の考古学者は、言う

“ロンゴロンゴの興味深いのは、文字が1行ごとに、逆さまに彫られている事”

例えばこちらの行は、人型の生物の頭が、上を向いています。

しかし次の行では、頭が下向き。 更に次の行では、向きが戻っています。

ここに、ロンゴロンゴの読み方のヒントがあるといいます。

“まず1行目を、歌いながら読んで、ひっくり返す。 歌って、ひっくり返す”

“リズムのための構造だと思われます”

“ラパ・ヌイは、祖先や家系を、最も大切にしました”

“だから、おそらく家系図のような内容を、歌って伝える”

“その手助けに使われたのではないか?とも考えられます”

孤立した島で、独自に発生したロンゴロンゴは、そもそも人にとって文字とは、
何かを問いかけるほどの大きな謎を秘めているのです。

次は、島の文明が栄えた隆盛期の謎!

いよいよ、あのモアイについて、解き明かします!

まずは、そもそも、モアイって何なのか? その見どころをご紹介しましょう!

モアイといえば、何と言っても… 一目でで分かる、大きな顔!

アゴが、がっしりとしていて、とても面長!

彫りの深いイメージですよね!  というわけで…。

イースター島とモアイの謎  その⑩
モアイは、どうして面長で、がっしりアゴで、彫りが深いのか?

地元の歴史家は、言う。

“これは、ラパ・ヌイが、こうありたいと願う、威厳と神秘性を兼ね備えた顔つき
です。当時の極端なイケメンというか、人々の理想を詰め込んだ顔なのです”