fc2ブログ

平和な田舎暮らしに美容・健康など自由気ままに綴っています!
多くの人々の助けによって史上最大の探査プロジェクトが再スタート!
2020年11月13日 (金) | 編集 |
FC2 トラックバックテーマ:「プレゼントで貰った少し変わったものを教えてください」
この潤沢な資金を使い、アメリカとオーストラリアにある2台の大型望遠鏡の
観測時間を購入します。
(パークス天文台/オーストラリア) (グリーンバンク天文台/アメリカ)

それぞれ、北半球と南半球にあるため、空全体を調べる事が可能となります。

調べる周波数は、100万種類以上!

10年かけて、100万もの星を、しらみつぶしに探査する計画です!

そして、今回のプロジェクト。 もう1つ、桁違いのものがあります。

それは参加する人数! 世界で、なんと15万人もが協力するというのです!

一体、どういう事なのでしょうか?

プロジェクトに参加する、1軒のお宅を訪ねました。

サンフランシスコに住む男性で、仕事は、ウェブデザイナー。

宇宙とは、全く関係がなさそうですが…?

“今まさに、私のパソコンが、探査に参加しているところです”

“こうやって、宇宙人を探しているのですよ!”

画面を見ただけでは、よく分かりませんが、これで宇宙人探しが出来るって、
どういう事なのでしょうか?

今回の探査は、これまでと比べ、観測時間も調べる周波数も、桁違いに多い
ため、受信するデータは膨大なものとなります。

それを解析し、怪しいシグナルを見つけ出すには、大量の計算が必要です。

そこで、世界中からボランティアを募り、それぞれのパソコンに切り分けた
データを配布。 計算してもらおうという訳です。 こちらは、サーバーです。

扉、1つ分ほどしかありません。

しかし世界中のパソコンとつながる事で、処理能力はスーパーコンピューター
に匹敵するといいます。

ブレイクスルー・リッスン計画に参加している博士は、言う。

“この画面は、データの流れを、リアルタイムで示しています”

“黄色の点は、望遠鏡から世界中のボランティアに送信されているデータ”

“青の点は、彼らが分析して、送り返しているデータです”

“ほとんどの国に、ボランティアがいます”

“みんな、宇宙人探しに興味があるのです!”

“アメリカとヨーロッパが大部分ですが、アジアの国々もたくさん参加してます”

“日本はもちろん、中国やフィリピンの人もいますよ!”

SF映画がキッカケで宇宙人とのコンタクトに興味を持ったデザイナーの男性。

今では2人の子供たちも、宇宙人を見つけるのを、楽しみにしています。

‘こいつは、とってもいい宇宙人なんだ!’

‘身長は、このぐらい… 魚を食べて暮らしている…’

‘どんな言葉も話せるし、何でも知っている!’

‘未来に何が起こるかも分かるんだ!’   “神様みたいだね!”

Q: いい友達になれる?    ‘もちろん! とってもいい宇宙人だからね!’

ウェブデザイナーの父親は、言う。

“ワクワクしますよ!ちゃんとソフトが動いているか、いつも気にしていますし、
新しいパソコンを買う時、以前よりどれくらい計算速度が上がるだろうと考えて
しまうほどです。 短距離走でなく、マラソンのように、じっくり取り組みます”

ひょっとすると、この一家が、シグナルを捉える、最初の人類になるかも知れ
ません。 小さな家族の、大きなプロジェクトです。

史上最大の地球外文明探査プロジェクト、ブレイクスルー・リッスン。

その活動の拠点を訪ねました。 カリフォルニア大学バークレー校です。

プロジェクトを取りまとめる博士には、ひそかな野望があるそうです。

“ここは、ノーベル賞受賞者だけが停められる、特別な駐車場です”

“この大学には何人もいるので、こういった駐車場があるのです”

“僕らも宇宙人を見つけて、ぜひ、ノーベル賞を取りたいですね!”

“そうしたら、大学に通うのも、ずっと楽になりますよ!”

天文学科の一室が、プロジェクト専用の部屋です。

もともと、機材の保管スペースだったこの場所を、使い勝手のいいように改装
しました。 こちらが、チームのメンバー。

30代を中心とする若いチームですが、世界中からえりすぐった一流の研究者
たちです。 皆、さまざまな専門分野を持っています。
(ハードウェア開発/ソフトウェア開発/データベース/データ解析など)

“世界中から、優れた才能を集めました”

“このチームは、世界一だと思っています”

“地球外文明探査は、通常の天文学には、おさまりません”

“計算・コンピューターシステム・機械・天体物理学等、ありとあらゆる分野の
高い専門性が求められるのです”

メンバーの1人は、言う。   ‘僕の出身はメキシコ’

‘担当は、地球外文明から送られて来る信号を見つけるための新しいソフト
ウェアを開発する事です’

‘このプロジェクトに参加して1番大変なのは、周りがみんな優秀なので、その
レベルに合わせなければいけない事かな…’

別のメンバーは、言う。   ‘出身はオーストラリアです’

‘主に望遠鏡に取り付ける部品の開発をしています’

‘数年のうちに、宇宙人の証拠が見つかると信じています’

出身も経歴も十人十色ですが、一丸となって地球外文明との交信、1番乗りを
目指しています。 この日の観測が始まりました。

使うのは、オーストラリアのパークス天文台にある望遠鏡です。

天候などの条件を測りながらターゲットとなる星や周波数を決めて行きます。