2020年08月02日 (日) | 編集 |
FC2 トラックバックテーマ:「ザ・絶妙な返事!」
“人々は、ダークマターという、謎めいた物質の事を知っている”
“だからこれをダークエネルギーと呼べば、別の謎めいたものになる、という
のです”
“私は、いや、むしろ弾性エネルギーと呼ぶべきではないか?と言うと”
“彼は、分かっていないな!ダークエネルギーはウケる!と言いました”
“人々の心を捉えると…” Q: 一種のマーケティングですよね!
“誰もが、その謎の虜になる!と言うので、君が、そう呼ぶのだったら、僕は
異論はない、と従いました”
こうして、謎めいた存在として注目を集める事になった、ダークエネルギー。
不思議な性質は、まだあります。
この水槽が宇宙。 この中の魚がダークエネルギーだと、考えてみて下さい。
宇宙は、ダークエネルギーで満ちています。
そこで、この宇宙が膨れて大きくなると、どうなるのか?
普通なら、ダークエネルギーは、薄まってしまうと考えますよね?
でも、そうではないのです! ダークエネルギーは、とっても不思議なもの!
宇宙が大きくなるにつれて、ダークエネルギーは、どこからか湧いて来たかの
ように、増えて行くのです。
宇宙が大きくなればなるほど、どんどんと増えて行く。
全く不思議な話しですが、ダークエネルギーとは、こういうものだという事が、
さまざまな観測から分かって来ているのです。
どこからともなく現れ、次から次へと空間に広がって、その勢力を増す、
えたいの知れない、ダークエネルギー。
この力が満ちた宇宙の未来は、どうなるのでしょうか?
☆教えて博士☆
宇宙に関する疑問・質問を、更に聞いて行きます!
Q: 博士は、なぜ、物理学者になったのですか?
“う~ん… ハッキリと、これがキッカケというのは、ちょっとないと思うのですが
でも、子供の時は本当に好奇心旺盛で、これ、どうして?仕組みは何なの?
と、そういう事を、しょっちゅう質問する子供だったみたいです”
“それが、ず~っと続いて行くと、何か分かった時に、あぁ、そうか!”
“その気持ちが嬉しくて、じゃあ、これも知りたい!それは、そうなってるんだ”
“これも知りたい! あ、分かった!と…”
“その嬉しさが、どんどん重なって行くと、じゃあ、これも知りたい!”
“あれも知りたい! でもねこれ、まだ分かってないんだ…”
“じゃあ、調べてみようか…”
“それが、たぶん、物理学者になった、1番のキッカケですね”
Q: へぇ~、じゃあ、お母様は、大変だったでしょうね。“そうですね、きっと…”
“しょっちゅう、色んな本も買ってもらいましたね!”
“これ、読んでみろという訳ですね”
Q: なるほど。もう、ご両親には、答えきれないような質問も、どんどん湧いて
来てという感じだったのですね!
“ある時、実は、NHKの番組を観ていたのです”
“私、子供の時、ウナギが好きだったのですが、その番組にウナギ屋が出て
来るのです。 理科の番組なのですが…”
“ウナギ屋さんが、パタパタパタって、うちわで扇ぎながら蒲焼を作っている”
“そこに、ほっかむりした、変な男が現れるのです”
“で、クンクンと匂いを嗅いで、あぁ、いい匂いだ!と、帰って行くのです”
“それを毎日するものだから、ウナギ屋さんが怒ってしまい、ある時、請求書を
たたきつけるのです”
“これだけ、うちのウナギの匂いを嗅いだのだから、これだけ払え!と”
“で、この番組は、どうなって行くのかというと、そもそも匂いがするとは、
何だろうか? で、実験が始まります”
“ウナギ屋さんと、その男の間に、ガラスを張ってしまうと、匂いがしない”
“という事は、このウナギを焼いている所から、何か空気を伝わってこの男の
鼻に入って行くものがあるという事じゃないですか”
“そうやって、だんだん、匂いとは何だろうなという話しが進んで行くのです”
“その番組を観て、あぁ、そうか!”
“この、 そうか! と思う気持ちが、すごく楽しかったのです”
“例えば昔のアルキメデスという人は、王様に、この王冠が実は金だけでなく
銀が混ぜてあるのではないか?調べて来いと言われたのです”
“でも、壊す訳にはいかないので、どうやって調べようかと、悩み続けていた”
“ある時、銭湯に行って、お風呂に、ザバ~ンとつかると、水が、ザバ~ンと
溢れたのです”
“その時に、あっ!こうやったら、溢れる水の量を量れば、およその体積が
分かる”
“それと重さを比べたら、比重が計算できるので、混ぜ物があったかどうかが
分かるのではないかと気が付いて… で、本当に嬉しくなった”
“それで、銭湯から出て、真っ裸のまま、走って家に帰ったという話しがあるの
です” Q: それは、博士ではないですよね? “私ではないです”
“でも、それぐらい、分かった!という気持ちの嬉しさというのは、やはり、共通
だと思うので。それが嬉しくて、じゃあ、もっと知りたい!これも分かりたい!”
“それが物理学者になった1番のキッカケだと思います”
宇宙は面白い!
“人々は、ダークマターという、謎めいた物質の事を知っている”
“だからこれをダークエネルギーと呼べば、別の謎めいたものになる、という
のです”
“私は、いや、むしろ弾性エネルギーと呼ぶべきではないか?と言うと”
“彼は、分かっていないな!ダークエネルギーはウケる!と言いました”
“人々の心を捉えると…” Q: 一種のマーケティングですよね!
“誰もが、その謎の虜になる!と言うので、君が、そう呼ぶのだったら、僕は
異論はない、と従いました”
こうして、謎めいた存在として注目を集める事になった、ダークエネルギー。
不思議な性質は、まだあります。
この水槽が宇宙。 この中の魚がダークエネルギーだと、考えてみて下さい。
宇宙は、ダークエネルギーで満ちています。
そこで、この宇宙が膨れて大きくなると、どうなるのか?
普通なら、ダークエネルギーは、薄まってしまうと考えますよね?
でも、そうではないのです! ダークエネルギーは、とっても不思議なもの!
宇宙が大きくなるにつれて、ダークエネルギーは、どこからか湧いて来たかの
ように、増えて行くのです。
宇宙が大きくなればなるほど、どんどんと増えて行く。
全く不思議な話しですが、ダークエネルギーとは、こういうものだという事が、
さまざまな観測から分かって来ているのです。
どこからともなく現れ、次から次へと空間に広がって、その勢力を増す、
えたいの知れない、ダークエネルギー。
この力が満ちた宇宙の未来は、どうなるのでしょうか?
☆教えて博士☆
宇宙に関する疑問・質問を、更に聞いて行きます!
Q: 博士は、なぜ、物理学者になったのですか?
“う~ん… ハッキリと、これがキッカケというのは、ちょっとないと思うのですが
でも、子供の時は本当に好奇心旺盛で、これ、どうして?仕組みは何なの?
と、そういう事を、しょっちゅう質問する子供だったみたいです”
“それが、ず~っと続いて行くと、何か分かった時に、あぁ、そうか!”
“その気持ちが嬉しくて、じゃあ、これも知りたい!それは、そうなってるんだ”
“これも知りたい! あ、分かった!と…”
“その嬉しさが、どんどん重なって行くと、じゃあ、これも知りたい!”
“あれも知りたい! でもねこれ、まだ分かってないんだ…”
“じゃあ、調べてみようか…”
“それが、たぶん、物理学者になった、1番のキッカケですね”
Q: へぇ~、じゃあ、お母様は、大変だったでしょうね。“そうですね、きっと…”
“しょっちゅう、色んな本も買ってもらいましたね!”
“これ、読んでみろという訳ですね”
Q: なるほど。もう、ご両親には、答えきれないような質問も、どんどん湧いて
来てという感じだったのですね!
“ある時、実は、NHKの番組を観ていたのです”
“私、子供の時、ウナギが好きだったのですが、その番組にウナギ屋が出て
来るのです。 理科の番組なのですが…”
“ウナギ屋さんが、パタパタパタって、うちわで扇ぎながら蒲焼を作っている”
“そこに、ほっかむりした、変な男が現れるのです”
“で、クンクンと匂いを嗅いで、あぁ、いい匂いだ!と、帰って行くのです”
“それを毎日するものだから、ウナギ屋さんが怒ってしまい、ある時、請求書を
たたきつけるのです”
“これだけ、うちのウナギの匂いを嗅いだのだから、これだけ払え!と”
“で、この番組は、どうなって行くのかというと、そもそも匂いがするとは、
何だろうか? で、実験が始まります”
“ウナギ屋さんと、その男の間に、ガラスを張ってしまうと、匂いがしない”
“という事は、このウナギを焼いている所から、何か空気を伝わってこの男の
鼻に入って行くものがあるという事じゃないですか”
“そうやって、だんだん、匂いとは何だろうなという話しが進んで行くのです”
“その番組を観て、あぁ、そうか!”
“この、 そうか! と思う気持ちが、すごく楽しかったのです”
“例えば昔のアルキメデスという人は、王様に、この王冠が実は金だけでなく
銀が混ぜてあるのではないか?調べて来いと言われたのです”
“でも、壊す訳にはいかないので、どうやって調べようかと、悩み続けていた”
“ある時、銭湯に行って、お風呂に、ザバ~ンとつかると、水が、ザバ~ンと
溢れたのです”
“その時に、あっ!こうやったら、溢れる水の量を量れば、およその体積が
分かる”
“それと重さを比べたら、比重が計算できるので、混ぜ物があったかどうかが
分かるのではないかと気が付いて… で、本当に嬉しくなった”
“それで、銭湯から出て、真っ裸のまま、走って家に帰ったという話しがあるの
です” Q: それは、博士ではないですよね? “私ではないです”
“でも、それぐらい、分かった!という気持ちの嬉しさというのは、やはり、共通
だと思うので。それが嬉しくて、じゃあ、もっと知りたい!これも分かりたい!”
“それが物理学者になった1番のキッカケだと思います”
宇宙は面白い!
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