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最後まで宇宙論の研究に夢中だったホーキング博士
2020年06月26日 (金) | 編集 |
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私たちの宇宙が、大量の宇宙の中から生き残ったのだとすれば、
そのメカニズムは何なのか?

博士が用いたのは、最先端の… ホログラフィック理論。

宇宙の外側に、ホログラムのような幻影があると仮定すれば、この宇宙が
生き残ったプロセスが、計算できるというのです。

これが、ホーキング博士が生前に発表した、最後の論文となりました。

私たちの宇宙が生き延びた理由を、偶然で済ませてはならない。

博士は、あくまで論理を追究しました。

博士の弟子で、最後の論文を一緒に書いた教授は、言う。

“博士の命をつなぎとめていたのは、物理学でした”

“スティーブンは、最後まで、宇宙論の研究に夢中でした”

“それは、彼の使命、生き方そのものだったのです”

2018年3月14日。 博士は、自宅で亡くなりました。

最後の言葉は、  恐れるな  だったといいます。

50年来の親友、ロバート・ドノバンさんは、言う。

“彼の生き方は、すごかった。 死ぬ事など恐れていませんでした”

“全力で生きる事、理解する事、それがホーキングでした”

“私は、人生で、最も大切なものを失ったのです”

葬儀には、世界中から弔問客が集まりました。

あらゆる分野の人たちが、大切な友人との別れを惜しんだのです。

博士のひつぎが現れた時、自然に拍手が沸き起こりました。

“敬意を表しに来たの。 第2のアインシュタイン。 偉大な人だったわ…”

“同じ時代を生きられて、幸せでした…”

そして今、博士が頭の中で生み出した理論がようやく実証され始めています。

博士が予想した、ブラックホールが消える現象は、現実に起こるのか?

この研究所では、20年かけてレーザー光で、疑似的にブラックホールを再現。

2018年、その証拠を確認しました。

“このピークは事象の地平面で、実際にホーキング放射が起きている証拠です”

“ホーキング博士が、頭の中で描いた物理理論は、極めて正確でした”

“観測の難しい微細な現象にも関わらず、博士は、それを捉えていたのです”

人類への最後の問いかけを綴った本は、今、40カ国で出版。

世界中で読まれています。 (BRIEF ANSWERS TO THE BIG QUESTIONS)

博士は、最後のメッセージを残していました。

最終章 よりよい未来のために何ができるのか?
(HOW DO WE SHAPE THE FUTURE?)

ホーキング博士は、言う。

“人間は、常に、根源的な問いへの答えを求めています”

“我々は、どこから来たのか? 宇宙は、どのように始まったのか?”

“私は、人生を懸けて、物事の仕組みを探りました”

“私は、限界を信じない! 個人の人生に限界はない!”

“宇宙の中で、知性が達成できる事にも限界はない!”

“科学の努力と技術革新で、私たちは広大な宇宙に目を向け、地球上の問題
解決に努めなければならない”

“想像力を解き放とう! よりよい未来を作るのです!”



☆宇宙の街紀行☆

真っ白な砂浜。 宝石のような青い海。 沖縄県の宮古島です。

豊かな自然に囲まれていますが、魅力は、これだけではありません。

夜になると… まるで、天然のプラネタリウム。

街の明かりが少ないので、星を楽しむにはピッタリ ☆

今、宮古島や石垣島等では、星空を観察するツアーが人気を集めています。

この星空を活用して、大発見を成し遂げた人がいます。

京都大学付属天文台の博士です。

“星がたくさん天の川で、ある部分というのは、南側の空に集中しているので
日本の国内の観測地の中では、宮古島が1番いい場所だという事で、今回、
選びました”

京都大学の博士は、ここ、宮古島で、太陽系誕生の謎に迫る、ある天体の
発見に成功しました。

太陽系の最果てにある、半径約1.3キロの小さな天体を捉えたのです。

こうした天体は巨大な望遠鏡を使わないと、確認する事ができないと考えられ
ていました。

しかし今回の観測システムは市販されている望遠鏡やカメラを組み合わせた
簡単なもの。

“単純に、お金がなかったというだけなのですが、少ない開発費で、何か、
面白い事をしてみようと思いまして、観測システムを開発しました”

“今後も宮古島で、太陽系の果ての天体の捜索を続けて行って、我々の
太陽系の… 地球を含む惑星の形成・進化の歴史を解明したいという風に
考えています”

夏になると、満天の星が夜空を埋め尽くす沖縄。

一生、忘れられない星空に、出会えるかも知れません。