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人類は再び月を目指そうとし新たな宇宙開発が始まっている
2020年06月16日 (火) | 編集 |
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‘宇宙船の開発に、全身全霊を注いでくれた人たちに、感謝します’

‘今夜、これを見てくれた人に、神の祝福がありますように!’

‘おやすみなさい。 アポロ11号でした’

音楽を止めてくれて、ありがとう。

“私の昔からのお気に入りのアルバムで Music out of the Moon っていうんだ”

少しノイズが入っているな。 テープのテンポが遅いようだ。

‘そういう曲なんだよ。 船長の好きな曲だからね!’  だと思ったよ。

1969年7月24日。8日目。

アポロ11号は月から60時間かけて戻って来た。 大気圏への突入が始まる。

アポロ11号は、突入の軌道に入った。

突入する速度の時速4万キロに近付くと、機械船を切り離します。

‘あの機械船には、世話になったな’  まったくだ。  ‘有能なやつだ’

最初は3000トンあったロケットが、今、残っているのは司令船だけです。

耐熱シールドに守られた司令船が、大気圏に突入します。

アポロ11号、こちらヒューストン。 突入を許可する。  ‘感謝する。ありがとう’

“装置をロックした。 ちょうど今、我が友の月が見える”  了解。

‘また後で会おう’  秒速10.555キロ、着水までの距離2839キロ。

通信が途絶えた。

司令船が燃え尽きない限り、4分後に通信が再開するはずだ。

宇宙飛行士たちに、最大の負荷がかかる。

アポロ11号、こちらヒューストン。 間もなく到着。

こちら空母ホーネット。 衝撃波を感知した。

今頃、最大の重力が、かかっています。

光りながら突入する宇宙船は、彗星のように見えるでしょう。

管制室からも、宇宙船からも、連絡がありません。
ヒューストン、何か言ってください。

ホーネットによれば、視認できているとのこと。

アポロ11号、こちらホーネット。

“ハロー!ホーネット。 こちらアポロ11号。 よく聞こえる”

“こちらの位置は、13度30分。 169度15分”

アポロ11号が、やってのけました!

着水! アポロが着水しました。

こちらホーネット。 そちらの状態は?

‘3人とも元気だ。 急がなくていいぞ’  了解。

月から帰還しました。 アームストロング、オルドリン、コリンズが、太平洋の
ハワイ南西沖に着水しました。

地球へ帰還した3人は、世界各国を巡った。 (歓声と拍手)

訪問先は24カ国。 観衆は推定1億人にもなった。

華やかな陰で司令船操縦士マイケル・コリンズは、ずっと複雑な思いを抱いて
いました。 後に、コリンズは、自伝で次のように語っています。

“私は17年間、飛んで来た。 ジェミニ10号では、地球を44周もした”

“でも私は、アポロ11号の時ほど、汗をかいた事はなかった”

“私がメンバーに選ばれてからの6カ月間、密かに感じて来た恐怖は、彼らを
月に置き去りにして、1人で帰って来る事だ”

もし、アームストロングとオルドリンが、月面から、うまく離陸できなければ…。

もし、ドッキングに失敗したら…。

その場合、コリンズ1人で、地球に帰還する事になっていました。

世界が、人類初の月面着陸に沸いていた頃、コリンズは月の裏側で、当時の
孤独感を、こう振り返っています。

“私は今1人。 全くの1人だ。 知りうる限りの全ての生命から隔絶されている”

“もし数えるなら、月の向こう、地球側には、30億人と2人”

“こちら側には、私1人と、神のみぞ知る生命だけだ”

コリンズの複雑な思いは、アポロ11号の成功で、杞憂に終わりました。


そして、今、新たな宇宙開発が始まっている。

アポロ11号から50年後の2019年。 人類は、再び月を目指そうとしています。

アメリカの国家宇宙会議で、副大統領が、新しい計画を発表しました。

“今後5年以内に、宇宙飛行士を、必ず月に送る”

“次の偉大な飛躍をする時が来た”

“宇宙飛行士を、再び、月面に立たせ、基地を建設し、更に火星やその先まで
人を届ける技術を開発する”

その名は、アルテミス計画。

再び、月を目指し、火星にまで到達しようという計画です。

ヒューストンのジョンソン宇宙センターには、アポロを打ち上げたロケット、
サターンVが保存されています。

50周年とあって世界各地の人々がアポロの偉業に触れ、過去と未来に思いを
はせています。

“私は、リビングで、家族と一緒に、中継を見た事を覚えています”

“誰も想像できなかった事が目の前で起きているのを見て、体が震えました”

“私も、近々、月面着陸を生で見られるかと思うと、すごく楽しみです”

“月も面白そうだけど、火星を見に行きたいです”

“もし、火星に都市を作るんだったら、どんなものか、見てみたいな~”

“違う惑星の摩天楼をね!”

“最初に火星に行くのは、同い年ぐらいの人になると思うよ”

地球以外の天体に降り立つというのは、半世紀経った今でも、多くの人に
とっては、夢の途中です。

民間企業が数多く参加するという、アルテミス計画。

その最終目標は、2030年代に、人類を火星に送り込む事です。

また、人類が、偉大な飛躍をしようとしています。

その原点は、50年前のアポロ計画でした。

アポロ11号のように、新たな偉業を成し遂げる瞬間に、立ち会えるかも知れま
せん。