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月面に人類共通の村ムーン・ヴィレッジ建設とは?
2020年05月30日 (土) | 編集 |
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ゲートウェイを足掛かりに、月面に降り立った人類は、どのようにして、月の
大地を切り開いて行くのでしょうか?

そして、その先には、どんな未来が広がっているのでしょうか?

オランダ・アムステルダム郊外にある、ヨーロッパ宇宙技術研究センター。

ここでは22カ国が加盟する、ESA ヨーロッパ宇宙機関の探査機開発を一手に
担っています。

この日、一般の人たちに、ESA が今、進めている宇宙探査ミッションが紹介
されました。 ESA の宇宙開発の中心も、また、月です。

“他の国々と協力して、月を太陽系探査の足掛かりにする計画です”

ヨーロッパ宇宙機関のトップ、長官です。

かつて、日本に1年間、住んでいた事のある知日家です。

ムーン・ラッシュの機運が高まる中、ヨーロッパとして何が出来るのか?

長官は、独自の価値観を打ち出す絶好のチャンスが、やって来たと考えてい
ます。

“イギリスのチャーチルは、ヨーロッパ合衆国を提唱しました”

“残念ながら実現はしていませんが、ヨーロッパ共同の宇宙は実現しました”

“宇宙で団結するヨーロッパ、とも言い換える事ができるでしょう”

“50年前は、アメリカとソ連が月面到達競争をしていましたが、今は違います”

“地球上の国々が、一致団結して、月へと前進すべき時代です”

“互いに協力し助け合う、月面共同体ムーン・ヴィレッジを、今こそ建設する
チャンスです”

長官が提唱する、ムーン・ヴィレッジです。

人種や国籍を超え、世界中から集められた宇宙飛行士たちが、それぞれの
得意分野を生かし、協力し合って建設します。

一国が単独で利権を押さえる為の前線基地ではなく、さまざまな国の人々が
助け合って暮らす人類村です。

“多様な利害を持ったさまざまな国や民間企業の人材が集まって、共に働き、
生活する共同体です。 ですから、村という言葉を使いました”

人類共通のムーン・ヴィレッジを達成するために、宇宙技術開発センターは、
ヨーロッパ以外の国々とも積極的に月面探査共同ミッションを進めています。

月の南極にある氷の発見につながったインドの月周回衛星にも、観測機器を
提供して来ました。

月面開発に関心があれば、例え新参者でも、分け隔てなく協力して行く考え
です。

“中国とも、協力関係を築こうと考えています”

“多国籍というヨーロッパの本質を考えれば、国境を超えて協力する事は、
極めて自然な事です”

国際的な協力の枠組みで、月面への着陸船の開発も進んでいます。

カナダ、そして日本との共同開発です。

月面着陸船プロジェクトの開発主任は、言う。

“日本と共同で、貨物を月面に降ろす、着陸船を開発します”

“月面でサンプルを採取し、上空の宇宙船に送り届けるシステムも、搭載する
予定です”

“定住に必要な探査ローバーなどの貨物に加えて、月面で行う探査に必要な
分析機器も、日本と協力して開発し、月面に降ろす事を目指しています”

更に、月の南極に探査機を送り、埋蔵されている氷のサンプルを採取する
ミッションも、ロシアと共同で計画されています。

月面資源開発プロジェクトの技術担当者は、言う。

“月面の氷を採掘して、その場で分析できる装置を開発し、ロシアのロケットで
打ち上げます”

“月の南極で、地下に埋蔵されている氷のサンプルを掘削し、共同開発した
装置で分析するのです”

各国が協力して造る月面人類村、ムーン・ヴィレッジ。

どんな姿になるのでしょうか?

まず、地球から居住棟を運び込み、月面に設置。

備え付けのテントを膨らまし、居住空間にします。

自動で動く作業ローバーが、月の砂レゴリスを使って、テントの周囲に壁を
築きます。 3Dプリンターでネットを作り、積み上げたレゴリスを固め、補強。

テントを覆った壁は、宇宙放射線や隕石から居住空間を防御します。

こうした施設が次々と建設され、月面に ムーン・ヴィレッジ = 村 が造られて
行くのです。

ムーン・ヴィレッジ構想を、新たなチャンスと捉える日本の企業も登場し始め
ました。

この大手ゼネコン、実は、1987年から、地上の技術を宇宙に応用する方法を
検討して来ました。

例えば、作業員の数が限られる月面で、極力、人手を使わず居住施設を建設
する無人化技術。 自動で溶接を行うロボット。

建築資材を貼り付ける作業ロボット。

こうした技術は、もともとは、地上の人手不足を補うために開発されました。