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太古の人類に知恵を授けたのが夜空に輝く星だった?
2020年05月22日 (金) | 編集 |
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地球を離れ、かなたの惑星へ。

今、人類は、宇宙の大航海時代を迎えています。

新しい場所を開拓する、フロンティア・スピリット。

その源は、人類が誕生した頃に遡ります。

太古の人類の大移動。 そこに、星との出会いがありました。

今回は、人類と星を巡る旅を、追いかけます。

およそ6万年前、私たち人類、ホモ・サピエンスは、アフリカから世界中へと
拡散して行きました。 旅の途中では、さまざまな困難にぶつかります。

目の前に広がる大海原が、旅路を遮る事もありました。

その時、太古の人類に知恵を授けたのが、夜空に輝く星でした。

“鎌(かま)の星座を見るんだ。 ずっと昔から、そうして海に出て来たんだよ”

困難を乗り越えるための、星の知恵。

一体、どのようなものだったのでしょうか?

更に、新たな大地にたどり着いても、星とのつながりがありました。

“3つの星の真ん中が、ワニに食べられたんだ”

星がワニに食べられた? どういう意味なのでしょう?

星と旅した太古の人類の道のりをひもとくヒントが、この壁画。

手の形をしてる… 手形壁画です。

近年、この壁画にまつわる重大な事実が判明します。

考古学会を揺るがした、その事実とは?

人類は、太古の時代から、なぜ、星を見つめて来たのか?

最新の研究から紡ぎ出した、人類と星との最初の出会いの物語に迫ります。


太古の人類は、星を使った航海術で海を渡り、オーストラリアにたどり着きました。

彼らは、星との結び付きを更に深め、新たな知性を花開かせていました。

その知性とは、一体、どのようなものなのでしょうか?

オーストラリア・アーネムランドにある、ボラデール山。

ここに、アボリジニの人々にとって、大切な壁画があります。

長さ5メートルにもわたる、巨大な壁画です。

ヘビのような胴体に、足と魚のようなヒレ。

口には、ワニのような牙を持つ、不思議な生き物です。 精霊、虹ヘビです。

虹ヘビが、様々な地形や月など、世界の全てをつくったと、いわれています。

今も、オーストラリア・アボリジニの間で、広く信じられている神話です。

南山大学の教授は、この神話を、太古の人類が生み出し、語り継いで来た
ものだといいます。

“いわゆる、ヘビが、世界の最初の存在で、さまざまな地形をつくったりとか、
人間を生み出したりとか、動物を生み出したりとか、そういう風な最初の存在、
いわば、神のような存在として重視されているというのは、どうも人類のホモ・
サピエンスの記録されてる限り、1番古い神話のタイプなのではないかなと
思ってます”

虹ヘビの神話は、人間の想像力によって作り出された、最も古い神話の1つと
考えられています。

太古の人類は、こうした神話を数多く生み出し、後世へと語り継いできました。

更に神話には、ある特徴が見られるといいます。

“アボリジニとかに行きますと、大変、天体の神話が多いのです”

“私の感じとしましては、太陽や月の話しも多いのですが、星の話しが、すごく
多いのです”

太古の人類は、星や月など、さまざまな天体の神話を生み出し、現代にも伝え
られていたのです。 例えば、こんな神話があります。

はじめ、空には月と星しかなく、太陽は存在していなかった。

大昔、人々の間で言い争いが起こり、1人の男がエミューの卵を天に向かって
放り投げた。 それが、太陽になったのだ。 (エミュー→ダチョウの仲間)

星に導かれ旅をして来た人類は、新天地で星の神話を生み出すという文化を
花開かせていたのです。

では、どうして、神話に星を読み込んだのでしょうか?

グリフィス大学の教授は、その謎に迫るため、アボリジニに伝わる星の神話の
聞き取りを行っています。

“彼は、ここで生まれ育ち、何でも知っている長老です”

“星にまつわる神話を知っていますか?”

‘あぁ、知っているよ。 3つの星があるだろ?’

‘その真ん中の星は、ワニに食べられたんだ’

“ワニに食べられた?”   ‘そうだよ’

‘3人でカヌーを漕いでいたら、ワニが飛び込んで来て、真ん中の1人に襲い
かかったんだ’

この地域に古くから伝わって来たという、3つの星とワニの神話。

3つの星とはオリオン座の中央に並ぶ星の事で、カヌーに乗った人に見立てます。

その左側に連なる星が、ワニです。

確かに、こう見ると、真ん中の人を狙っているように見えますね!

この神話には、どのような意味が込められているのでしょうか?

グリフィス大学の教授は、言う。

“ワニがいる川で、カヌーに乗って漁をするには、知識が必要です”

“しっかり注意をしていないと、ワニに襲われて食べられてしまう”

“そうした経験を、生き残った人が神話にしたのです”

“星を見る度にそのカヌーに乗った3人の神話を思い浮かべる様にしたのです”

オーストラリア北部に、たどり着いた人類は、その後、大陸全土に広がって
行きます。 大陸は、今まで見た事のない動物がいて、危険がいっぱい!

自分たちの身を守る必要がありました。