2019年03月01日 (金) | 編集 |
近年、知らない人などいないほど、大ブームになった「こうじ」。
塩こうじや、こうじから作る甘酒にハマッた人も多いのではないでしょうか?
こうじから作られる発酵食品は、美味しくて、非常に健康効果が高いことから
“魔法の食品”ともいわれています。
特徴的なのは、素早くエネルギーになり、免疫力を高めることです。
こういった働きが、古くから日本人の健康を下支えして来たのです。
「こうじ菌により独特の甘味や旨味が作られる?」
ここ数年、塩こうじは調味料として人気が高まっているので利用している人も
多いのではないでしょうか?
甘酒には、酒粕を湯で溶いたものと、米こうじから作られるものの2種類が
ありますが、ここで紹介するのは後者の米こうじの方です。
市販の甘酒には、酒粕を使用してアルコールが含まれている場合もあるので
パッケージの表示をよく見てから購入しましょう!
塩こうじは、米こうじに塩と水を合わせて糖化させたもので、甘酒は、おかゆに
水と米こうじを加え、糖化させたものです。
ところで、甘酒は「酒」という名が付いていますが、酒粕と違って、米こうじには
アルコールが含まれていません。
よって、米こうじから作られた甘酒には、アルコールはありません。
塩こうじや甘酒は、米こうじを利用して作られます。
米こうじは、蒸し米にこうじ菌を付けて繁殖させたもので、こうじ菌は色々な
酵素を作り出します。
この酵素が米に含まれるでんぷんを麦芽糖やブドウ糖に分解したり、タンパク
質をアミノ酸に分解します。
つまり、酵素の働きにより、塩こうじに漬けた肉や魚の旨味が増して柔らかく
なったり、甘味の無いかゆが非常に甘い甘酒になったりするのです。
塩こうじを手作りする際のポイントは、塩分と温度です。
雑菌が繁殖しにくい塩分の目安は10%です。
常温でも作れますが、加熱すると甘味が増し短期間で完成します。
こうじ菌は「国菌」とも呼ばれています。
日本の発酵食品に欠かせない菌で酒、醤油、味噌などにも使われています。
こうじは千年以上も前の書物にも登場し、平安~室町時代には専門店が
あったといわれています。
そう、日本人は古くからこうじを利用して、発酵食品を作り出して来たのです。
こうじ菌(コウジカビ)の学名は、アスペルギルス・オリゼー。
カビの一種で、自然界ではイネなどに付くといわれているが、未だ謎が多い。
カビは毒素を持つものが多いが、その中から経験的に安全なものが選抜され
人の手によって純粋培養されてきました。
また、こうじ菌は、発酵食品を作り出す主な微生物の中で、酵素を作る力が
最も強いといわれています。
こうじ菌は、日本で最も多く使われており、塩こうじ・甘酒の米こうじには、
黄こうじ菌の一種の純白こうじ菌が使われています。
「塩こうじの作り方」
タッパーなどのフタ付きの容器に、水300ccと塩60gを入れて溶かし、米こうじ
200gをバラバラにほぐして加え、全体がしっかりと馴染むまで混ぜ合わせる。
フタをして常温におき、1日1回、かき混ぜる。
1週間~10日ほどで米が部分的に崩れて甘い香りがして来たら出来上がり。
冷蔵保存で、約3ケ月持つ。
また、塩水を電子レンジにかけて温度を50~60度にして、米こうじを加えると
出来上がりが早いですし、温めた方が発酵しやすくなります。
さらに、50~60度をキープしながら保温すると、1~2日で出来ます。
保存用ポリ袋に入れ、空気を抜いて、きっちり閉じて作ると清潔で簡単です。
ただし、温度があるとガスが発生するのでガスに注意し、ガス抜きを忘れない
ようにすること。
完成した塩こうじは、冷蔵庫で保存。冷蔵庫の中でも徐々に成熟される。
「塩こうじは万能調味料である」
塩こうじは生臭みを消す働きがあるので、肉や魚の下ごしらえ、野菜を漬ける
和える、かけると、幅広く使うことができます。
また、食材に塩味が付くだけでなく、食材の旨味成分を増やし、しっとりさせる
などの効果があります。
そのため、肉や魚を塩こうじに漬けて蒸し焼きにすると、焼くよりも塩こうじの
働きが期待できます。
ただし、でんぷん質の食材と合わせて長くおくと、柔らかくなりがちなので、
注意しましょう。
ちなみに、塩こうじに半量のみりん、お酢、醤油を混ぜると、こうじみりん、
こうじ醤油という具合に、酵素が働く醸造調味料に早変わりします。
「醤油こうじの作り方」
タッパーなどのフタ付きの容器に、醤油200ccと、バラバラにほぐした米こうじ
200gを加え、全体がしっかりと馴染むまで混ぜ合わせる。
※醤油は、できるだけ無添加の上等な濃口醤油を使うのが望ましいです!
後は塩こうじと同じで、フタをして常温におき、1日1回、かき混ぜる。
1週間~10日ほどで米が部分的に崩れて甘い香りがして来たら出来上がり。
冷蔵保存で、約半年間持つ。
下ごしらえに使うだけでなく、和え物や、納豆、冷奴、卵かけご飯などのチョイ
足しにも幅広く使えます!
また、米こうじの代わりに麦こうじを使えば、プチプチ食感が楽しめます!
「甘こうじ・甘酒の作り方」
炊飯器で、2合のご飯を、いつもの水分量より気持ち多めで、柔らかめに炊く。
甘酒は、おかゆにこうじを加える作り方が一般的ですが、おかゆの方が米の
粒がより柔らかく仕上がるというだけのことなので、普通炊きのご飯を少し
柔らかめに炊けば、おかゆにこだわる必要はありません。
炊飯器の炊きたてのご飯の中に水350ccを入れ、ご飯の温度を70度以下に
下げます。
そこへ、バラバラにほぐした米こうじ200グラムを加えながら、よくかき混ぜ、
55~60度以内に温度を下げます。
炊飯器に布巾をかけ、フタを閉めない状態で保温スイッチを押し、50~60度を
10時間以上キープし、3時間おきに軽くかき混ぜれば出来上がりです。
冷蔵保存で、約2週間持つ。
ちなみに材料を1/4程度まで減らせば、いま流行りのスープジャーでも温めた
材料を入れておくだけで簡単に作ることが出来ます。
コツは、ガスが抜けるようフタを、ややゆるく閉め、3時間おきに湯を少量加え
温度を8時間以上キープすれば出来上がりです。
※甘麹・甘酒作りには、炊いたご飯や、おかゆを必ず入れなければならない
必要性はなく、お湯に乾燥麹を入れるだけでも良いものなのですよ!
その場合は、乾燥米麹300g、お湯3カップ、約6時間の保温が目安です!
「甘酒は栄養ドリンクの元祖?」
甘酒は病院の点滴と同じ、ブドウ糖点滴と同じような成分を含み、消化吸収も
よいため、「飲む点滴」「米のミルク」ともいわれています。
点滴など無かった昔の江戸時代は夏場の栄養ドリンクとして重宝されていた
そうです。
ちなみに自分で手作りした甘酒は、ミキサーに入れて米粒がなめらかになる
までかくはんすると、飲みやすくなるでしょう。


※塩こうじ&甘酒なら、ベルメゾンネットに、おまかせ!
「甘酒鯛めし」
甘酒の自然な甘さを生かすと、砂糖やみりんの代わりに使えます。
また、肉や魚を柔らかく、しっとりさせる効果もあります。
材料(作りやすい分量)
鯛(切り身)…2~3切れ(約320g)、塩…少々、甘酒…大さじ3~4、米…3合
だし(または水)…594ml(3.3合)、昆布…2枚(約8X5cm)、木の芽…適量
作り方
1.鯛は塩をふり、ジッパー付きの保存袋に入れ、甘酒を全体にからむように
塗って冷蔵庫で24時間おく。
※鯛以外の魚でも試してみるとよいでしょう!
2.米は洗って水を切り、土鍋に入れ、だしを注ぐ。1の鯛を並べて昆布を乗せ
土鍋のフタをして火にかける。
土鍋が沸騰したら中火にし、だしが米と同じ高さになったら弱火にする。
ご飯が炊けて、だしが見えなくなったら火を止めて、鯛の上に木の芽を乗せ、
鍋のフタをして5~10分間ほど蒸らす。
※木の芽が無い時は、三つ葉などで代用するとよいでしょう!
3.鯛の身をほぐして骨を除き、ご飯と混ぜ、器に盛れば、出来上がり!
甘酒の効果で鯛の臭みが抑えられるから生のまま入れて炊いても大丈夫!
作った翌日の方が、さらに美味しくなるので、多めに作るのがオススメ ♪
「甘酒のしょうが焼き」
自分でしょうが焼きを作ると、お肉が硬くパサパサになるのは、なぜ?
と、悩んでいた方、必見です!
お肉を甘酒に漬け込むだけで、お悩みが解消です!
材料(作りやすい分量)
豚ロース肉(薄切り)…300g、たまねぎ…1/2コ
サラダ油…適量、しょうが(すりおろし)…1かけ分、キャベツ(千切り)…適量
A:醤油…大さじ1、にんにく(すりおろし)…1かけ分、甘酒…大さじ1/2
作り方
1.ボウルにAの材料を全て入れ、軽くかき混ぜたら豚ロース肉と細切りにした
たまねぎを一緒に加え、タレを全体に馴染ませ冷蔵庫で30分以上休ませる。
※冷蔵庫で休ませる時間が長いほど、お肉がより柔らかくなります!
※甘酒の代わりに塩こうじを使っても美味しくなりますよ!
2.熱したフライパンにサラダ油を入れ、しょうがと1の具材をタレごと流し入れ、
中火でじっくりと焼く。
※強火で焼くと、お肉が焦げやすくなります!
※下味を付けることで、料理中に味付けをする手間が省けます!
3.器に盛り、キャベツの千切りを添えれば出来上がり!
甘酒を使うだけで、お肉がしっとり柔らかジューシー ♪
定番メニューのしょうが焼きを、もう、美味しくないなんて言わせません!
「塩こうじのミートソース」
こうじを使うことで、味にコクと深みが増します!
材料(作りやすい分量)
合いびき肉…500g、ローリエ…1枚、赤とうがらし…1本、トマトの水煮…2缶
オリーブ油…大さじ2、にんにく(みじん切り)…1かけ分
たまねぎ…1コ、にんじん…1/2本、ピーマン…2コ
塩こうじ…大さじ3、こしょう…少々
作り方
1.たまねぎ・にんじん・ピーマンを、それぞれみじん切りにしておく。
2.熱したフライパンに、オリーブ油とにんにくを入れてから、たまねぎのみじん
切りを入れ、中火で炒めていく。
3.たまねぎが薄く色付いてきたら、みじん切りした、にんじん・ピーマンを加え
さらに炒める。
4.にんじんとピーマンが、しんなりしてきたら、ローリエ・赤とうがらし・ひき肉
を加え、炒める。
5.ひき肉をよく炒めたら、トマトの水煮を加え、水分を飛ばしながら煮詰める。
6.最後に塩こうじを加え、こしょうで味を調えたら、火を止める。
作り置きしておけば、色々な料理に使えて便利ですよ!
「ラクチン三五八漬け」
ラクチン、おいしい、ズボラ腸活! もむだけで絶品の出来上がり!
塩こうじや甘酒と違って、素を作ったら、すぐに漬けられるのが嬉しい!
材料(作りやすい分量)
三五八漬けの素…塩3:米こうじ5:米8の割合で合わせたもの
作り方
1.ジッパー付きの保存袋に、三五八漬けの素を作ればOK!
後は、野菜・お肉・お魚などを、塩こうじと同じ要領で漬けるだけ!
食材によって1時間程度から1晩と、漬ける時間が異なります。
三五八漬けの素は、付いたままでも食べられます!
皮を剥いたアボカドなら、30分~1時間程度で美味しく食べられます!
「カブのべったら漬け風」
材料(作りやすい分量)
カブ…1コ、甘酒…50ml、塩…1g、木の芽(あれば)…適量
作り方
1.カブは皮をむき、横に薄切りにする。
2.ジッパー付きの保存袋に、甘酒と塩を混ぜ入れ、その中に1のカブを漬け、
冷蔵庫で1~2日間おく。
3.器に盛り、木の芽を飾れば、出来上がり!
※木の芽が無い時は、ユズの皮などで代用するとよいでしょう!
甘酒を利用した、ほんのり甘い上品な味です!
しょっぱい漬物に飽きた時などにも手軽に楽しんで頂けます ♪
※塩こうじ&甘酒なら、楽天市場に、おまかせ!
塩こうじや、こうじから作る甘酒にハマッた人も多いのではないでしょうか?
こうじから作られる発酵食品は、美味しくて、非常に健康効果が高いことから
“魔法の食品”ともいわれています。
特徴的なのは、素早くエネルギーになり、免疫力を高めることです。
こういった働きが、古くから日本人の健康を下支えして来たのです。
「こうじ菌により独特の甘味や旨味が作られる?」
ここ数年、塩こうじは調味料として人気が高まっているので利用している人も
多いのではないでしょうか?
甘酒には、酒粕を湯で溶いたものと、米こうじから作られるものの2種類が
ありますが、ここで紹介するのは後者の米こうじの方です。
市販の甘酒には、酒粕を使用してアルコールが含まれている場合もあるので
パッケージの表示をよく見てから購入しましょう!
塩こうじは、米こうじに塩と水を合わせて糖化させたもので、甘酒は、おかゆに
水と米こうじを加え、糖化させたものです。
ところで、甘酒は「酒」という名が付いていますが、酒粕と違って、米こうじには
アルコールが含まれていません。
よって、米こうじから作られた甘酒には、アルコールはありません。
塩こうじや甘酒は、米こうじを利用して作られます。
米こうじは、蒸し米にこうじ菌を付けて繁殖させたもので、こうじ菌は色々な
酵素を作り出します。
この酵素が米に含まれるでんぷんを麦芽糖やブドウ糖に分解したり、タンパク
質をアミノ酸に分解します。
つまり、酵素の働きにより、塩こうじに漬けた肉や魚の旨味が増して柔らかく
なったり、甘味の無いかゆが非常に甘い甘酒になったりするのです。
塩こうじを手作りする際のポイントは、塩分と温度です。
雑菌が繁殖しにくい塩分の目安は10%です。
常温でも作れますが、加熱すると甘味が増し短期間で完成します。
こうじ菌は「国菌」とも呼ばれています。
日本の発酵食品に欠かせない菌で酒、醤油、味噌などにも使われています。
こうじは千年以上も前の書物にも登場し、平安~室町時代には専門店が
あったといわれています。
そう、日本人は古くからこうじを利用して、発酵食品を作り出して来たのです。
こうじ菌(コウジカビ)の学名は、アスペルギルス・オリゼー。
カビの一種で、自然界ではイネなどに付くといわれているが、未だ謎が多い。
カビは毒素を持つものが多いが、その中から経験的に安全なものが選抜され
人の手によって純粋培養されてきました。
また、こうじ菌は、発酵食品を作り出す主な微生物の中で、酵素を作る力が
最も強いといわれています。
こうじ菌は、日本で最も多く使われており、塩こうじ・甘酒の米こうじには、
黄こうじ菌の一種の純白こうじ菌が使われています。
「塩こうじの作り方」
タッパーなどのフタ付きの容器に、水300ccと塩60gを入れて溶かし、米こうじ
200gをバラバラにほぐして加え、全体がしっかりと馴染むまで混ぜ合わせる。
フタをして常温におき、1日1回、かき混ぜる。
1週間~10日ほどで米が部分的に崩れて甘い香りがして来たら出来上がり。
冷蔵保存で、約3ケ月持つ。
また、塩水を電子レンジにかけて温度を50~60度にして、米こうじを加えると
出来上がりが早いですし、温めた方が発酵しやすくなります。
さらに、50~60度をキープしながら保温すると、1~2日で出来ます。
保存用ポリ袋に入れ、空気を抜いて、きっちり閉じて作ると清潔で簡単です。
ただし、温度があるとガスが発生するのでガスに注意し、ガス抜きを忘れない
ようにすること。
完成した塩こうじは、冷蔵庫で保存。冷蔵庫の中でも徐々に成熟される。
「塩こうじは万能調味料である」
塩こうじは生臭みを消す働きがあるので、肉や魚の下ごしらえ、野菜を漬ける
和える、かけると、幅広く使うことができます。
また、食材に塩味が付くだけでなく、食材の旨味成分を増やし、しっとりさせる
などの効果があります。
そのため、肉や魚を塩こうじに漬けて蒸し焼きにすると、焼くよりも塩こうじの
働きが期待できます。
ただし、でんぷん質の食材と合わせて長くおくと、柔らかくなりがちなので、
注意しましょう。
ちなみに、塩こうじに半量のみりん、お酢、醤油を混ぜると、こうじみりん、
こうじ醤油という具合に、酵素が働く醸造調味料に早変わりします。
「醤油こうじの作り方」
タッパーなどのフタ付きの容器に、醤油200ccと、バラバラにほぐした米こうじ
200gを加え、全体がしっかりと馴染むまで混ぜ合わせる。
※醤油は、できるだけ無添加の上等な濃口醤油を使うのが望ましいです!
後は塩こうじと同じで、フタをして常温におき、1日1回、かき混ぜる。
1週間~10日ほどで米が部分的に崩れて甘い香りがして来たら出来上がり。
冷蔵保存で、約半年間持つ。
下ごしらえに使うだけでなく、和え物や、納豆、冷奴、卵かけご飯などのチョイ
足しにも幅広く使えます!
また、米こうじの代わりに麦こうじを使えば、プチプチ食感が楽しめます!
「甘こうじ・甘酒の作り方」
炊飯器で、2合のご飯を、いつもの水分量より気持ち多めで、柔らかめに炊く。
甘酒は、おかゆにこうじを加える作り方が一般的ですが、おかゆの方が米の
粒がより柔らかく仕上がるというだけのことなので、普通炊きのご飯を少し
柔らかめに炊けば、おかゆにこだわる必要はありません。
炊飯器の炊きたてのご飯の中に水350ccを入れ、ご飯の温度を70度以下に
下げます。
そこへ、バラバラにほぐした米こうじ200グラムを加えながら、よくかき混ぜ、
55~60度以内に温度を下げます。
炊飯器に布巾をかけ、フタを閉めない状態で保温スイッチを押し、50~60度を
10時間以上キープし、3時間おきに軽くかき混ぜれば出来上がりです。
冷蔵保存で、約2週間持つ。
ちなみに材料を1/4程度まで減らせば、いま流行りのスープジャーでも温めた
材料を入れておくだけで簡単に作ることが出来ます。
コツは、ガスが抜けるようフタを、ややゆるく閉め、3時間おきに湯を少量加え
温度を8時間以上キープすれば出来上がりです。
※甘麹・甘酒作りには、炊いたご飯や、おかゆを必ず入れなければならない
必要性はなく、お湯に乾燥麹を入れるだけでも良いものなのですよ!
その場合は、乾燥米麹300g、お湯3カップ、約6時間の保温が目安です!
「甘酒は栄養ドリンクの元祖?」
甘酒は病院の点滴と同じ、ブドウ糖点滴と同じような成分を含み、消化吸収も
よいため、「飲む点滴」「米のミルク」ともいわれています。
点滴など無かった昔の江戸時代は夏場の栄養ドリンクとして重宝されていた
そうです。
ちなみに自分で手作りした甘酒は、ミキサーに入れて米粒がなめらかになる
までかくはんすると、飲みやすくなるでしょう。

※塩こうじ&甘酒なら、ベルメゾンネットに、おまかせ!
「甘酒鯛めし」
甘酒の自然な甘さを生かすと、砂糖やみりんの代わりに使えます。
また、肉や魚を柔らかく、しっとりさせる効果もあります。
材料(作りやすい分量)
鯛(切り身)…2~3切れ(約320g)、塩…少々、甘酒…大さじ3~4、米…3合
だし(または水)…594ml(3.3合)、昆布…2枚(約8X5cm)、木の芽…適量
作り方
1.鯛は塩をふり、ジッパー付きの保存袋に入れ、甘酒を全体にからむように
塗って冷蔵庫で24時間おく。
※鯛以外の魚でも試してみるとよいでしょう!
2.米は洗って水を切り、土鍋に入れ、だしを注ぐ。1の鯛を並べて昆布を乗せ
土鍋のフタをして火にかける。
土鍋が沸騰したら中火にし、だしが米と同じ高さになったら弱火にする。
ご飯が炊けて、だしが見えなくなったら火を止めて、鯛の上に木の芽を乗せ、
鍋のフタをして5~10分間ほど蒸らす。
※木の芽が無い時は、三つ葉などで代用するとよいでしょう!
3.鯛の身をほぐして骨を除き、ご飯と混ぜ、器に盛れば、出来上がり!
甘酒の効果で鯛の臭みが抑えられるから生のまま入れて炊いても大丈夫!
作った翌日の方が、さらに美味しくなるので、多めに作るのがオススメ ♪
「甘酒のしょうが焼き」
自分でしょうが焼きを作ると、お肉が硬くパサパサになるのは、なぜ?
と、悩んでいた方、必見です!
お肉を甘酒に漬け込むだけで、お悩みが解消です!
材料(作りやすい分量)
豚ロース肉(薄切り)…300g、たまねぎ…1/2コ
サラダ油…適量、しょうが(すりおろし)…1かけ分、キャベツ(千切り)…適量
A:醤油…大さじ1、にんにく(すりおろし)…1かけ分、甘酒…大さじ1/2
作り方
1.ボウルにAの材料を全て入れ、軽くかき混ぜたら豚ロース肉と細切りにした
たまねぎを一緒に加え、タレを全体に馴染ませ冷蔵庫で30分以上休ませる。
※冷蔵庫で休ませる時間が長いほど、お肉がより柔らかくなります!
※甘酒の代わりに塩こうじを使っても美味しくなりますよ!
2.熱したフライパンにサラダ油を入れ、しょうがと1の具材をタレごと流し入れ、
中火でじっくりと焼く。
※強火で焼くと、お肉が焦げやすくなります!
※下味を付けることで、料理中に味付けをする手間が省けます!
3.器に盛り、キャベツの千切りを添えれば出来上がり!
甘酒を使うだけで、お肉がしっとり柔らかジューシー ♪
定番メニューのしょうが焼きを、もう、美味しくないなんて言わせません!
「塩こうじのミートソース」
こうじを使うことで、味にコクと深みが増します!
材料(作りやすい分量)
合いびき肉…500g、ローリエ…1枚、赤とうがらし…1本、トマトの水煮…2缶
オリーブ油…大さじ2、にんにく(みじん切り)…1かけ分
たまねぎ…1コ、にんじん…1/2本、ピーマン…2コ
塩こうじ…大さじ3、こしょう…少々
作り方
1.たまねぎ・にんじん・ピーマンを、それぞれみじん切りにしておく。
2.熱したフライパンに、オリーブ油とにんにくを入れてから、たまねぎのみじん
切りを入れ、中火で炒めていく。
3.たまねぎが薄く色付いてきたら、みじん切りした、にんじん・ピーマンを加え
さらに炒める。
4.にんじんとピーマンが、しんなりしてきたら、ローリエ・赤とうがらし・ひき肉
を加え、炒める。
5.ひき肉をよく炒めたら、トマトの水煮を加え、水分を飛ばしながら煮詰める。
6.最後に塩こうじを加え、こしょうで味を調えたら、火を止める。
作り置きしておけば、色々な料理に使えて便利ですよ!
「ラクチン三五八漬け」
ラクチン、おいしい、ズボラ腸活! もむだけで絶品の出来上がり!
塩こうじや甘酒と違って、素を作ったら、すぐに漬けられるのが嬉しい!
材料(作りやすい分量)
三五八漬けの素…塩3:米こうじ5:米8の割合で合わせたもの
作り方
1.ジッパー付きの保存袋に、三五八漬けの素を作ればOK!
後は、野菜・お肉・お魚などを、塩こうじと同じ要領で漬けるだけ!
食材によって1時間程度から1晩と、漬ける時間が異なります。
三五八漬けの素は、付いたままでも食べられます!
皮を剥いたアボカドなら、30分~1時間程度で美味しく食べられます!
「カブのべったら漬け風」
材料(作りやすい分量)
カブ…1コ、甘酒…50ml、塩…1g、木の芽(あれば)…適量
作り方
1.カブは皮をむき、横に薄切りにする。
2.ジッパー付きの保存袋に、甘酒と塩を混ぜ入れ、その中に1のカブを漬け、
冷蔵庫で1~2日間おく。
3.器に盛り、木の芽を飾れば、出来上がり!
※木の芽が無い時は、ユズの皮などで代用するとよいでしょう!
甘酒を利用した、ほんのり甘い上品な味です!
しょっぱい漬物に飽きた時などにも手軽に楽しんで頂けます ♪
※塩こうじ&甘酒なら、楽天市場に、おまかせ!
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